“もし糖尿病が悪化したら”の話

4日目 入院生活

今日で入院生活も4日目。
朝から少し緊張していたのは、**「血圧脈波検査(ABI・baPWV)」**があると聞いていたから。


【午前:血圧脈波検査を受けた】

検査室に行くと、手と足に血圧計のようなものをつけて、しばらく安静に。
音もなく淡々と進む検査だったけど、「結果次第では動脈硬化の兆候がわかる」と聞いてたのでちょっとだけドキドキ。

結果は――

「平均値で異常なしですね。血管はしっかりしていますよ」

この言葉に思わずホッとした。
糖尿病=血管が弱くなるっていうイメージが強かったから、
今の段階で“問題なし”というのは正直かなり救いになった。

血圧脈波検査 | 血管年齢と動脈硬化について | 東京メディカルクリニック
ABIとCAVIの基準値や動脈硬化の程度について説明されています。

血圧脈波検査 | 血管年齢と動脈硬化について | 循環器の検査 | 人間ドック | 健診会 東京メディカルクリニック
血圧脈波検査の検査結果について。血管年齢を算出出来る検査で、CAVI検査とABI検査は、手と足の血圧の比較や脈波の伝わり方を調べることで、動脈硬化の程度(動脈の硬さと詰まり具合)を数値として表したものです。健診会 東京メディカルクリニック

【午後:主治医からの説明「もし悪化したら…」】

午後には主治医との面談があって、糖尿病が進行した場合のリスクについての話があった。

正直、この話はけっこう重かった。

「糖尿病は合併症が怖い病気です。血糖が高い状態が続けば、将来的に腎臓・目・神経に影響が出てきます。透析になる人もいます」

「足の壊疽(えそ)や失明なども、進行すれば起こりうる話です。症状が出てからでは遅いんです」

一言一言がズシンとくる。
ただ、今このタイミングで入院できて、生活改善のスタートを切れてることはポジティブに捉えていいとも言ってもらえた。

実際に糖尿病と診断されるまでの経緯と、
「今思えばあれもそうだった…」という体の異変についてはこちらにまとめています:
糖尿病発覚前にあった体の異変まとめ


【今日の病院食まとめ】

病院食
病院食

◆朝食(4/17)

  • ごはん
  • スクランブルエッグ(ケチャップ)
  • アスパラのおひたし
  • 味噌汁
  • 牛乳
  • 海苔の佃煮

→ たまごの黄色って、なんか元気出る。


◆昼食(4/17)

病院食
病院食
  • 茶そば(250g)
  • 揚げ出し豆腐
  • 白菜とわかめの和え物
  • バナナ
  • ねぎ・七味

→ まさか入院中に蕎麦が出ると思わなかった(笑)


◆夕食(4/17)

病院食
病院食
  • ごはん(205g)
  • 焼き魚
  • にんじん・いんげん炒め
  • ブロッコリー
  • ほうれん草のおひたし
  • パイナップル

→ シンプルだけど、見た目もバランスも良い。意外としっかり味ついてる。


【まとめ】

今日の検査で「血管に異常はない」と言われたのは、ものすごく大きな安心材料になった。

でもそのあとに聞いた「糖尿病が悪化したらどうなるか」の話は、油断するなよっていう警告にも感じた。

この病気は“今すぐどうこう”じゃなくて、
“これからどう生きるか”で未来が変わる――そんな感覚が少しずつ芽生えてきてる。

入院も4日目でだんだん慣れてきた。慣れるといろいろ余裕が出てきていろいろなことを考えるようになる。主に仕事のことだが一度きりの人生このままでいいのか。もっとやりたいことやったほうがいいんじゃないのか、糖尿病になってやりたいことが制限されるのに…それなら必要最低限の生活費を稼いで残りはやりたいようにやればいいんじゃないのかなとも思う。

この入院の時間はある意味自分の人生を振り返る機会にもなっていると思う。ただ、これは陽気だから振り返っているのではなく今までやってきたことに対しての振り返り…そしてこの糖尿病というきっかけをいい方向に変えれるようにするのが今なんじゃないかと思う。


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