不安のピークを越えた朝。なるようにしかならないと腹を括った日

11day 入院生活

昨晩は、珍しく眠れなかった。
不安で頭がいっぱいで、ベッドの上でただ目を閉じるだけの時間が続いた。
これからのこと、働き方のこと、身体のこと。
いくら考えても「答え」は出ない。
でも朝になって、病室の天井を見上げながら、ふと思った。

「もう、なるようにしかならない」
それが今の自分にできる精一杯の結論だった。


入院食

■ 朝食

  • ごはん(205g)
  • スクランブルエッグ+ケチャップ
  • ほうれん草と人参の和え物
  • 味噌汁(小松菜入り)
  • 牛乳(200ml)

たまごの黄色がいつもより明るく見えた朝食。
気持ちの整理がついたせいか、自然と箸が進んだ。


入院食

■ 昼食

  • 温うどん(七味+刻みねぎ付き)
  • 揚げ出し豆腐(おろし+しょうが+青ねぎ)
  • オクラときゅうりの和え物
  • バナナ(1/2本)

さっぱりしていて食べやすい内容。七味のピリッとした刺激がいいアクセントに。


入院食

■ 夕食

  • ごはん(205g)
  • 白身魚の胡麻焼き
  • きんぴら風の野菜炒め
  • カリフラワーのサラダ
  • パイナップル

魚の焼き加減が絶妙で、胡麻の香ばしさがひときわ美味しかった。
糖質・脂質のバランスが考えられていると思った。

■ 気持ちの変化と向き合い方

昨日までの私は、ずっと「何かを決めなければ」「動かなければ」と焦っていた。
だけど、焦ったところで何も変わらないこともある。
むしろ、焦ることで“今できること”さえ見えなくなっていた気がする。

今日一日を、ただ“過ごす”ことで、少しだけ心がほぐれた。

  • 今の仕事をこのまま続けられるのか
  • もし辞めたら、何をすればいいのか
  • 収入はどうなるのか
  • 体調はどこまで戻るのか

正直、不安がゼロになったわけじゃない。
でも、「ちゃんと考えなきゃ」という義務感を一旦手放すことで、
少しだけ“呼吸”がしやすくなった。


■ 小さな目標を、ひとつずつ

退院後のことは、また退院してから考えよう。
今は、きちんと食べて、きちんと眠って、
血糖値と仲良く過ごすこと。それだけでも、十分意味がある。

今日できたことを自分で認めて、
「よくやった」と小さくつぶやいて、1日を終える。


✍️ 最後にひとこと

このブログは、同じように糖尿病と向き合う人に向けた“記録”でもあるけれど、
何よりも「今の自分自身」に向けたメッセージです。

読んでくれた方が、少しでも「わかるよ」と思ってくれたら嬉しいです。
また明日も、食べて、書いて、歩んでいこう。

入院初日はこちら

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